2007年06月11日

冒険、それはあえて危険を冒すこと…

◆この記事をUPしたこの日、サイト「たかがエギング、されどルアー」のテルさんがテトラから転落し怪我をされたということを知った。

テルさんのサイトの掲示板でお知らせされているので、すでに知っている人も多いだろう。

kikentitai image
写真はお馴染み「危険地帯」のテトラ


僕とテルさんとはけっこうマメに連絡を取っていて、昨日も「ギンポ12匹釣れました」なんて、釣果報告をメールしたり、普段からお互いそんなかんじ。

昨日そうやってメールして、テルさんからも返信があったため、転落事故はその直後だったのかな?と一人考えていた。




釣りは楽しい。

いや、釣りに限らず、自然に挑む遊びは皆楽しい、わくわくする。
マウンテンバイクのダウンヒル、スキー・スノボ、ハイキング・クライミング、沢登り、スキューバダイビング…、皆最高に楽しい。

その一方で、必ずと言っていい「危険」が付いてまわる。


いや、誰だってそんなこと知っての上でやっているはず。それでも起きてしまうリスクを、人は「事故」と呼ぶ。


「わかってる、大丈夫、気をつける」

慎重に慎重を重ね、気をつけていても起きてしまったこと、それはしかたのないこと。

しかし何も考えずに、危険や恐怖と真面目に向き合わずに唐突に飛び込んだ先で起きたこと、それは「必然」としか言いようが無い。



危険を冒すことをあえてする場合、そのリスクを補うだけの切り札が常に必要だ。

それは「心構え」みたいな頼りないものでなくて、「知識や装備」それから「自制心」。


釣りに限らず、だ。アウトドアに限らず、だ。
さらに言うなら、人生、生き方、み〜んな同じことが言えたりする(^^;

まぁ、ここでそれを対比してウダウダ話し込むのはやめておこう…。
This is 自制心。。。


◆当ブログではだいぶお馴染みの「見習いTakumaくん」、彼はまだ幼い。そして人の子だ。だから、初めて一緒に釣りに行くことになったときは、正直難しい気持ちでいっぱいだった。

彼を危ない目に遭わせてはいけない、怪我をさせてはいけない。それは当たり前のことだが、「釣り」という冒険を共にする以上、保証などできないのが事実だ。

それでも、僕らは行く。ならばクリアせねばならない課題がいくつかあった。

「テトラは飛び降りるな」
「1歩1歩、確実なルートを見つけること」
「戻るルートが確保できない場合、先へ進むな」

簡単なルールを話したのを覚えている。危険地帯では、「僕と同じルートを、同じ足の踏み出し方でついてくること」と、新たなルールが増えた。


そして、波を被った濡れたテトラの上を歩くため、スパイクブーツをプレゼントしてあげたり、必要なことはしていたつもりだった。


それでも、ある日Takumaくんは一人で釣行し、テトラで足を滑らせたことがあった。スパイクブーツを履いていたにも関わらず、だ。

幸い、怪我は無かったようで、ロッドを破損したのみだったようだが、それでも一寸先は闇というか、運が悪ければもっと悲惨なことになる可能性はじゅうぶんあったはずだ。



僕だって、テトラで足を滑らせてヒヤッとすることはたまにある。でも、完全に滑落したり、釣り場で怪我をしたことはない。
それは、いつも神経ぴりぴりで気をつけているからだと思う。

しかしながら、身近な人が怪我をすると、どうも落ち着かなくなるね…。



なんだか長々となったけれど、一言でベタな台詞を残すとすれば、「みんな、気をつけようぜ」みたいな。そんなわけです。

テルさんにはまたメールしておいたので、いずれまた連絡をくれるでしょう。少しでも早く良くなってほしいね。次に会う時にはテルさん痩せてたりして(^^;

※そんなテルさんのサイト「たかがエギング、されどルアー」は2007年一杯をもちまして閉鎖しました。
 テルさんは事故・怪我のあと、療養生活が続いておりましたが、2007年末には元気になって釣りもできるようになりました。
大変危険な目に遭ったにも関わらず、生命あったこと、また元通りやりたいことが続けられたこと、本当に良かったですね。


popypopy0707 at 19:47 │Comments(4)clip!釣りに関する雑記 

この記事へのコメント

1. Posted by シャドー    2007年06月13日 20:00
5 僕はPopyさんのこのブログを読み出して足元の安全装備について意識し始めることができ今まで事故無くこれて幸せだったなあと感謝しています フェルトスパイク無しでテトラ(乾いていても)にあがるのは何となく嫌な自分にちょっと驚いてたりしますけど
2. Posted by Popy    2007年06月13日 20:36
>>シャドーさん
スパイクシューズなどに限らず、安全性のレベルに決定的な違いをもたらすアイテムというものは、それを使い始めると後には戻れない…そんなものですね。
人間、便利を知ると不便に戻れないのと同じようなかんじでしょうか。。。

僕は最近、海中に沈んで頭だけ出してる「沈みテトラ」の上に立って波しぶきを被りながら釣るスタイルが多いので、本当にスパイクが必需ですね。

とにかく、その場において最も危険要因を軽減できる装備を、常に用意しておくべきですね。また、自身の体力・運動神経もかなり必要な状況があると感じています。危険地帯など、本当にクライミングですから…

これからも、お互いビビりながら頑張りましょう
3. Posted by じぇい    2007年06月14日 00:49
こんばんわ、安全装備は重要視してないとやはり僕も怖いですね^^;

昼間はウエストライフセーバー&フェルトスパイク&緊急用ホイッスルで用心していますがそれでもヒヤッとする事が多いので今後も充分注意していきたいと思います。
4. Posted by Popy    2007年06月14日 06:53
>>じぇいさん
ウェストライフセイバー、僕も興味があります。しかし、もし滑落時に腕を折ってしまったり、頭を打って意識が無くなったり、そういう場合を想定すると、「膨らませられなければ助からない…」などと最悪の可能性まで考えてしまうので、面倒ですが今は浮力素材のライフジャケットを着用しています。

ホイッスル、これは本当に心強い味方であると思います。しかしじぇいさんの行かれてるテトラ帯、釣り場としては極端に人が少ないでしょう?長さ数キロのテトラ帯に釣り人は自分含めて3〜4人とか、普通にありますからね。

やはり要は、いかに安全装備を用意しようとも、「事故を起こさないこと」、これが一番大事なんでしょうね。それは当たり前のことなのですが、僕らはいつも崖っぷちです…

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
プロフィール
プロフィール用画像
Popy

幼い頃から海が好きで、ともだちと誘い合って何気なくやっていた「釣り」。成長し大人になり、しばしのブランクが空いたのちに、行動力・経済力・情報収集力を持ち合わせて改めて踏み込んだこの世界、ここが自分のあるべき場所だと知った。いつもの場所へ、ときには新しい場所へ赴き、釣ることを楽しみ、そのために尽くす手段や試行錯誤を楽しみ、釣り上げた生命に感謝し、それらすべての気持ちを友人と分かち合い、次の釣行を楽しみにしながら過ごす毎日。釣りは、釣るだけじゃない、だから楽しい。
Popy's Another Blog
カテゴリー
最新記事
記事検索
月別アーカイブ
最新コメント
求め続けた1杯 (MebaBlack@朝霧根魚釣査隊々長)
求め続けた1杯 (かずぼぅ)
求め続けた1杯 (ティーポ)
求め続けた1杯 (ティーポ)
Fisherman's リンク
ショップ・メーカー リンク
The sea conditions
提携サイト